【拡散希望】甲斐大和へ登山に訪れる観光客の為の路線バスの本数を増やす私案 #登山 #山梨 #甲州市
甲斐大和へ登山に訪れる観光客が結構多いのに、お客様を受け入れる体制にかなりの不備が見られるという指摘を、前回致しました。
koshu-kaiyamato.hatenadiary.jp
不備と言いますか問題点と言いますか、色々ある中で最初に着手したいのが路線バスの問題です。
本数が少ない事、時間がニーズに合っていない事を具体的に解決する為に、有効かつ低コストな打開策をお示ししたく存じます。
■
冒頭に載せた時刻表が登山のお客様がご利用になる栄和交通路線バスの時刻表でありまして、見ての通り本数が少なく、時間設定もいかがなものかという感想があります。
ちなみに甲州市の市営バスの時刻表は別にあって、こちらの写真でご紹介します。
下段の天目行きは大菩薩嶺方向へ進むものの、一番早い便で午前10時前の発車という、遅過ぎてとても登山やハイキングに利用出来ない、地域住民の足としか考えられていないタイムスケジュールです。
「バスが無いならタクシーに乗れば良いじゃないか」というご意見もあるかもしれませんが、目的地を栄和交通のバスの終点である上日川峠とした場合の片道のタクシー料金の目安は
※甲斐大和駅~上日川峠入口まで 約21km タクシーで約45分
<タクシー料金 約6,800円>
<ジャンボタクシー料金(9名まで)約8,100円>
なのでありまして、バスが片道1020円なのと比べると、とてもではありませんが気楽にオススメできるものではないのがわかって頂けると思います。
■
ではなぜ栄和交通にせよ甲州市営バスにせよ始発が遅いのかと言えば、需要が読めず、低い乗車率で大赤字になるのを恐れているからであります。
民営にしても公営にしてもお客が乗らないバスにコストを掛けられないのは当然の判断ですから、言い換えれば、きちんと収益性を示す事ができれば、始発時間を早めたり本数を増やせたりする筈であります。
ですから私は、きちんと収益の上がるバスの動かし方をご提案します。
■
簡単に言ってしまえば、予約がある程度つくなら動かすという時刻表パターンを作って、事前にオンラインや電話で予約を取ってしまえば良いのではないでしょうか。
例えば朝7時12分中央線下り列車の到着に合わせた甲斐大和駅7時20分発の臨時バスを設定して、予約がある程度つくならこのバスを動かす、という風にするのです。
事前に予約を受けて、普通のバスを動かすのに厳しい人数しか集まらない場合は甲州タクシーのジャンボタクシーを乗り合いで対応させたり、旅行ツアーのように予め最少催行人員を決めて、人数に満たない場合はキャンセルして返金をするようなスキームを作れば良いのでは無いでしょうか。
電話予約では無断ドタキャンの被害や、最少催行人員の返金スキームを構築しにくい問題もありますので、できればオンラインで予約と決済をまとめて処理できるようなシステムを作ったほうが良いでしょう。
山梨交通の高速路線バスを何度も利用した経験がありますが、こちらもウェブで予約も決済も済ませられるようになっておりますので、これを応用する事も出来るはずです。
あとは、需要を惹起したりコントロールしたりする仕組みを取り入れるべく、アフィリエイトプログラムに参加して、登山界隈のインフルエンサーの方々に積極的にこれを広めてもらったり、早めに予約を入れると運賃が割引になる早割のような仕組みを取り入れる事も重要です。
バスの運営会社がこの路線の損益分岐点を何人乗車くらいで見積もっているのか正確な事はわかりませんが、甲州タクシーのジャンボタクシーの価格設定と、バスの運行コストなどから推測するなら、1本のバスに10人程度の乗客が乗れば少なくとも赤字にはならない程度の計算が成り立つのではないでしょうか。
また、登山のお客様の割合が高い事を強みとして、登山やアウトドアグッズの関連企業から広告を取る事もおいおい検討していくべきです。
多客期には駅前や上日川峠の停留所付近で関連企業のプロモーションイベントを展開するなどの施策を展開して、この路線バスを動かす事の経済的な利益をブーストし、関係各位のモチベーション向上に繋げていきたいという風にも考えています。
■
ここから先が特に重要ですが、私はただ私案を披露するだけで良いとは全く考えておりません。
この私案がある程度ニーズに合うものか皆様のご意見を伺いつつ、ニーズに合うようであれば必ず実現する為に、行動する事こそが特に重要だと考えます。
そして、行動する上で必要な事は、1人でも多くの意見であります。意見を集めてプリントアウトし、市役所や県庁やバス会社に直接お仕掛けていって直談判をする所存です。
しかしながら、誰からも賛同する意見が無い単なる私案に過ぎない状態では、直談判しても埒が明かないのは見えています。
ですからどうか、署名とか募金をお願いするわけではありません。このブログのコメント欄に書いて下さっても良いですし、ツイッター等のSNSで賛意を表明して下さっても良いですし、イイネやリツイートやはてなスターをつけて下さるのでも結構ですので、何かしらのリアクションを頂けますよう、お願い申し上げます。
それらをプリントアウトして、私が直談判いたします。
下手くそな文章でわかりにくい点も多々あろうかと思いますが、忌憚のないご意見、ご質問、そして拡散のほど、お願い申し上げます。
.
レモンユーカリの魅力と注意点
当店ではレモンユーカリの苗木(10センチポット)を1つ500円(税込)で販売致しております。
この木は普通のホームセンターや園芸店ではなかなか販売しておりませんのでご存知ない方も多いのではないかと思いますが、ネット通販では絶対に伝わらないキャッチーな魅力があります。
それは「香り」です。
「レモンユーカリ」という名前がついた由来もこの香りから来ているようで、レモンというかハッカというかハーブというか、そういった爽やかな香りが、葉っぱから漂ってきます。
生まれたばかりの若い葉っぱよりも少し歳月の経った葉っぱの方が香りが強く、枯れ葉からもしばらく香りが漂い続けてくれます。
ですからドライフラワーのようにして香りを楽しまれる方も少なくないようです。
この木は育つのが早いのも特徴です。
鉢植えでもすくすく育ちますが、地植えにした場合の育つ早さは相当なものがあって、一昨年に試しに塩山の畑に数本植えてみた所、6月から10月までの5ヶ月弱で10センチから2メートルの高さにまで成長してしまいました。
今年も当店の横に作った花壇に10センチくらいの苗木を数本植えてみたのですが、既に1メートルくらいの高さまで伸びておりまして、果たしてどれくらい育つものか、日々観察するのを楽しみにしています。
また、写真からもわかるように所々葉っぱが枯れているのが見えますが、これは新陳代謝の早い木だからなのもあり、特に問題はありません。
良い面ばかりでなく難しい面もお伝えしておきたいと思います。
難しい面1 寒さに弱い
レモンユーカリは元々温暖なオセアニア方面の木なので、寒さに弱いのが難点です。
私がこの2年間色々な角度で試した結果としては、地植えと、屋外の植木鉢の場合でマイナス2度以下の条件下で数時間がボーダーラインで、個体によってしのげるものと枯れるものが出てきそうであります。
屋内に植木鉢で置いた場合ですと、マイナス5度以下で数時間以上経つかどうかがボーダーラインといった所ではないだろうかと感じました。
いずれの場合もダメな時は数時間でダメになってしまいますので、例えば山梨のように冬の最低気温がマイナスになるのが当たり前になるような寒暖差の大きい地域で長持ちさせる事を考えるならば、屋内に植木鉢に植えておくのが良いだろうと思います。
また、これは試してみた事がないので確証は持てませんが、私の地元の川崎南部や東京23区のように冬でもアスファルトが保温の役目を果たすため最低気温がそこまで低くならない地域であれば屋外でも大丈夫かもしれません。
ネット上に載せられている情報の中で屋外で地植えして冬越し出来ると書かれているものもチラホラ見受けられるのですが、そのあたりの気象条件の違いがあるのではないかと私は推測しています。
難しい面2 植え替えに弱い
私自身がいくつかの木を育ててみた感想として、レモンユーカリは他の樹種と比べて植え替えが非常に苦手な木であるという印象を持っています。
一昨年に1メートルほどの高さのレモンユーカリの植え替えをいくつかのパターンで試してみたのですが、全滅させてしまいました。
失敗した時はものの15分もすると葉っぱがしおれてくるので、すぐに失敗だとわかります。
葉っぱがしおれた段階から液肥などで救命を試みても、うまくいった試しもありません。
ただし植え替えが全く不可能というわけでもなく、色々試行錯誤を重ねて、なるべく根っこを空気に触れさせない、根っこを急激な温度湿度の変化に晒さない等の注意点を見極め、作業精度を上げていくことで成功率がだいぶ向上してくるのがわかってきました。
今年の秋は花壇に植えたレモンユーカリたちをいかに上手に植木鉢に植え替えて冬越しさせる、そこを今から検討しています。
■
ナイーブな面のある木ではありますが、それを補って余りある魅力的な木でもありますので、どうか皆様も当店や、その他の業者様からご購入して試して頂ければと思っているところです。
.
甲斐大和は登山家の皆様に愛されているのに、甲州市はその愛に充分に応えられていないと思っています
私は神奈川県の川崎市にある町工場の多い地域の出身で、ほんの5年前に甲州市で畑を借りるまで、自然に触れ合う趣味は全くありませんでした。
畑を借りた理由は、耕作放棄地の問題をテレビやネットニュースで見て興味を持ったからです。
平素より私は、社会問題は経済成長に繋がると考えており、その延長線上に耕作放棄地問題も当然見えてきたわけです。
という経緯もあって、2017年に念願の耕作放棄地を甲州市塩山三日市場で借りる事ができ、今では自然にどっぷり浸かる日々を送るようになりました。
その自然にどっぷり浸かる日々の中では、時にはウラジロモミの原生林を探し求めて山を巡ったり、腐葉土をたくさん作るためにあちこちの林道に出かけて落ち葉拾いをしたりしながら、山との関係性を深めてまいりました。
そうやって山との関わりを深めていく中で、甲州市に山登りに訪れる観光客の方が想像以上に多い事に気付かされました。
甲州市へ山登りに訪れる観光客の方は基本的には春から秋に多いものの、冬の季節も結構な人数が来て下さっています。
冬の山地といえば雪がたくさん降るイメージが強いものですが、この甲州市は標高の割に降雪量は非常に少なく、東京都心部と比べても大差がありません。
これはそもそもこのエリアの降雨量が秋から冬にかけて非常に少ない事に起因していて、そのあたりも登山愛好家の方に好まれる要因に繋がっているのかもしれません。
■
しかしながら、甲州市や民間の観光事業者がこの傾向を掴めているのかは、非常に疑わしいものがあります。
観光アピールと言えば果樹とワインと温泉と武田信玄に集中していて、登山愛好家の皆様に向けたアピールや、受け入れ体制の充実といった取り組みは、いずれも非常に乏しく、無いに等しいと言っても過言ではありません。
甲斐大和駅のバス停の時刻表を見てみると、その意欲がどの程度であるかが垣間見えます。
登山客の皆様が乗車出来るバスは、登山の場合でスケジュールを踏まえれば8時台の1本しか無いと言えるでしょう。
目的地までの所要時間が約40分ですので8時10分発だと8時50分着です。
その後の便では到着時間10時近くになりますが、登山は基本的に日没までにある程度時間の余裕を持って行動するので、10時から行動スタートではだいぶ遅く、活動できる時間が4~6時間しか取れません。
ヤマレコなどの登山愛好家向けのウェブサイトに書かれているコメントやTwitterのログなどを読んだ限りにおいてもこのあたりの不満が顕著に見られます。
山梨は車社会なので、ネイティブの山梨県民は公共交通機関を軽んじる傾向が顕著ですが、都市部から訪れる観光客は公共交通機関を重視する方も非常に多いわけですので、このあたりの意識改革は急務です。
■
ですので私としては、苗木直売所のアピールをやりつつ、登山愛好家の皆様から率直なご意見を拾い集めて、それを甲州市の観光振興セクターに届けるような事をやっていきたいと考えています。
まずは皆様の率直なご意見を集め、甲州市のどういった点を改善すれば観光客の皆様にご満足頂けるかを可視化して、地域の発展に繋げていこうと考えています。
まずはブログを始めたばかりでPVを全く稼げていない現状ですが、ひとつでも多くの率直なご意見を頂けるよう、あらゆる努力を惜しまず続けたく思います。
つきましては、どうかご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
.
甲斐大和@山梨で苗木の無人直売所を運営しています
山梨県甲州市の国道20号(甲州街道)沿いで自家製苗木の無人直売所を営んでいます。
具体的な場所は新笹子トンネルを甲府盆地側に出てから1.5キロほど、農協大和支所(閉所)のあった場所の隣で、JR甲斐大和駅からも徒歩1分の場所です。
現在取り扱っている樹種は4種類。
レモンユーカリ
蚊やダニが嫌がるハーブ系の香りを漂わせる、暖かい場所を好む広葉樹です。
昨年(2021年)にこの場所でテスト販売を始めるにあたって取り扱ったのがこの木で、ほとんど宣伝らしい宣伝をしなかったにも関わらず、6月から11月の5ヶ月で100本近くご購入頂けました。
今年も6月上旬から販売をはじめ、今のところ圧倒的な1番人気の商品です。
訪れて下さったお客様をガッカリさせないよう、せっせと在庫の補充に努めています。
ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)
欧米でクリスマスツリーとして使われるのが、このヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)です。
店主である私は若い頃にケーキ屋さんで3年半ほど働いた経験から、クリスマスに対する特別な思いを今でも持ち続けています。老若男女を幅広く笑顔にしてくれる素晴らしいイベントだと思います。
それで2017年から甲州市塩山三日市場で畑を借りてウラジロモミと、そしてこのヨーロッパトウヒの栽培に取り組んでいます。
日本ではウラジロモミの方がクリスマスツリーとしてメジャーな存在ですが、両方育ててみた経験から、トウヒの方が害虫と酷暑に対して強さを感じますし、モフモフ感も秀でています。
ぜひ皆様にもこの木が年々モフモフ感を増していく姿を見て楽しんでいただきたいです。
ちなみに、売り物ではありませんが、ヨーロッパトウヒの仲間のカナダトウヒ(コニカ)を観葉植物として事務所前に飾っておりまして、ヨーロッパトウヒが育った姿の参考としてご覧いただければと思います。
カラマツ
観葉植物よりは山林の管理(治山)のために植樹される事が多く、そして建築資材として需要が多いカラマツです。
当店で育てている樹種のうちレモンユーカリとヨーロッパトウヒの種子は業者さんから購入しているのですが、ウラジロモミとカラマツは甲州市内の原生林で私自ら地面を這いつくばって採取した種子を育てております。
当初はウラジロモミの種子だけを求めて山に通っていたのですが、地面に落ちている松ぼっくりが自然に分解される様子を観察しようと数個持ち帰って水に漬けて置いておいたものから発芽したという出来事から、せっかくの出会いだからこちらも育ててみよう、と始めてみました。
この木は針葉樹の中でもとりわけ成長が早く、最近ではロシア産カラマツの輸入が出来なくなった影響が住宅建設に影響しているetcの世の中の状況から、もう少し掘り下げてみたいと個人的に注力しています。
ウラジロモミ
私が2017年から足掛け5年にわたって取り組み続けているのが、日本のクリスマスツリーとしておなじみのウラジロモミです。
この木は平成の大合併で甲州市が誕生する前まで存在していた塩山市の市の木でもありましたし、今でも市内の大菩薩嶺に学術参考林がきちんと管理されている、地域とのゆかりの多い木でもあります。
今年はとにかくたくさんの苗木を作ろう!と考え、ウラジロモミの種子をトータルで2000粒ほど採取して育苗に努めたのですが、なんと過去最悪の発芽率(2%弱)に留まる大不作に陥ってしまい、直売所に用意できる品物も、非常に寂しいものとなってしまいました。
■
ブログ開設一本目の記事ですので、取扱商品と場所に関する説明だけでずいぶん長くなってしまいましたが、ひとまずこれからコツコツと情報発信に努めていきたいと考えておりますので、ご贔屓のほどお願い申し上げます。
.